Fan Boys
時は1998年、スターウォーズエピソード1公開目前。
スターウォーズファン、ファンボーイズがその試作フィルムを公開前に手に入れようとスカイウォーカーランチを目指すロードコメディ。
全編がスターウォーズを意識した構成になっており、小ネタだけでなく、
実際にレイア、ランド、ダースモール俳優らがカメオ出演する。
また、スター・ウォーズだけならず、
アニメやゲームなどオタクなネタたっぷりとなっている。
この映画がなぜ世界でこれほど有名になり、
日本でも署名活動をしてまで上映されたかは、
これがただのスター・ウォーズファンが作ったコメディ映画ではないからだ。
芯のしっかりした映画である。
「自分自身のデススターを見つけろ」
ルークはデススターという脅威を打破して英雄となった。
人は大きな目標を見つけ、それを達成して成長できると伝えてくれる。
エピソード7公開に際してファンボーイズな物語が現実にあった。
そして、12月18日、世界で、日本でも、
劇場はスター・ウォーズファンであふれ、タイトルロールで歓声が沸き起こった。
今、ファンボーイズを見るととても感慨深い。
ギークなスターウォーズファンでいることが幸せだと教えてくれる映画。